その本を手にとったのは偶然かな?

概要

図書館が舞台のお話を読むのは初めてでしたが読むとすぐにどんな動画を入れようどんなBGMを入れようか?とイメージがドンドン出てきて自分が想像していたのに近い動画ができました。

語り手: すー
語り手(かな):

Twitter ID: kanemoti0504
更新日: 2023/06/02 21:46

エピソード名: 思い出図書館

小説名: 思い出図書館
作家: 海月大和
Twitter ID: LittleYamato


本編

おや、こんなところに客とは、珍しいこともあるもんだね。

いらっしゃい。歓迎するよ。

え? ここはどこかって?

そんなの見ればわかるだろう? 図書館さ。

僕? そうだねぇ。僕はここの責任者兼作者ってところかな。

そんなことより、ここは本を読む場所だよ。一冊くらい読んでみない?

…………。

何だい、もう飽きたの? 

違う? 途中から白紙だって?

それはそうだよ。だってその人の人生はまだ終わっていないんだもの。

意味が分からないって顔だね? 大丈夫。あんまり深く考える必要はないよ。

どうしたの? なんだか眠そうだね。そろそろお目覚めの時間かな?

そうかい。それじゃあおやすみ。良い現(うつつ)を。

…………。

行っちゃったか。ふふ。なかなか楽しい時間だったなぁ。

ここは思い出図書館。人の記憶の集う場所。

さてさて、次はどんなお話を書こうかな?
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