聴くっしょ!作品を朗読してみた~トガシテツヤ・空色の鉛筆~朗読:yukisige
概要
夢のある鉛筆のお話。
こういう素敵な話を思いつかないので、見た時は感動しました。
朗読承認ありがとうございました!
こういう素敵な話を思いつかないので、見た時は感動しました。
朗読承認ありがとうございました!
語り手: yukisige
語り手(かな):
Twitter ID: @yukisige13
更新日: 2024/04/24 08:21
エピソード名: 空色の鉛筆
小説名: 空色の鉛筆
作家: トガシテツヤ
Twitter ID: Togashi_Design
本編
新しい色鉛筆を買った。とは言っても、それは「空色」と書かれた1本の鉛筆で、黒色の芯が付いている。試しに、画用紙に風景画を描いてみると、やっぱり普通の鉛筆と同じような黒い線しか出ない。
――本当に色鉛筆なのかな……。
不思議に思いながらも一通り描き終えると、絵の空は見る見るうちにオレンジ、紫、藍色などのグラデーションになった。
まさに今、自分が見ている夕焼けと同じように。
――なるほど。空色ね。
翌朝の空は快晴だった。
昨日と同じように風景画を描くと、絵の空も、青に染まった。
――本当に色鉛筆なのかな……。
不思議に思いながらも一通り描き終えると、絵の空は見る見るうちにオレンジ、紫、藍色などのグラデーションになった。
まさに今、自分が見ている夕焼けと同じように。
――なるほど。空色ね。
翌朝の空は快晴だった。
昨日と同じように風景画を描くと、絵の空も、青に染まった。