みちづれの金魚
概要
あやこあにぃ様のみちづれの金魚をお借りし朗読させて頂きました。切なくも愛情深い作品だと思いました。改めて朗読させて頂きありがとうございました。
語り手: Ik24
語り手(かな):
Twitter ID: ik2474805033
更新日: 2023/06/02 21:46
エピソード名: みちづれの金魚
小説名: みちづれの金魚
作家: あやこあにぃ
Twitter ID: ayako_annie
本編
金魚に名前をつけてはいけないらしい。
名のある金魚には情が宿り、死ぬ時に寂しくて、飼い主を道連れにするからだそうだ。
そんな話を聞いた夜、赤い金魚を飼い始めた。願いを込めて、いとしい人の名前をつける。
金魚よ、どうかきみが死ぬ時は連れて行っておくれ。先に逝った、妻の元へと。
名のある金魚には情が宿り、死ぬ時に寂しくて、飼い主を道連れにするからだそうだ。
そんな話を聞いた夜、赤い金魚を飼い始めた。願いを込めて、いとしい人の名前をつける。
金魚よ、どうかきみが死ぬ時は連れて行っておくれ。先に逝った、妻の元へと。