こがね色の坂道

概要

わか様のこがね色の坂道を朗読させて頂きました。ありがとうございました。『あなた』へ思いを馳せながら色んな人の分まで懸命に歩いていこうとする姿に心打たれました。改めて朗読させて頂きありがとうございました。

語り手: Ik24
語り手(かな):

Twitter ID: ik2474805033
更新日: 2023/06/02 21:46

エピソード名: こがね色の坂道

小説名: こがね色の坂道
作家: わか
Twitter ID: 1975_kaz


本編

いつかあなたと歩きたかった道

優しい風が導くあの坂道はいつもこがね色に輝いていた


きっとそれはあなたの笑顔の色



あの坂道は今も輝いているのだろうか

あなたがいなくなっても変わらず輝いているのだろうか

果たせなかった想い


きっとそれは僕らだけじゃない


いつかあなたと歩きたかった道

あなたは隣にいないけど

月が照らすこがね道を僕は噛み締めながら歩いた

背負った人達の分まで噛み締めながら

感謝の気持ちを込めながら




まだまだ先は長い

独りで歩くのは辛いけどあなたの笑顔と同じ暖かさがここにはある

明日も誰かを背負いながら輝くのだろう

月に照らされた坂道が

あなたと同じこがね色に微笑みながら
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