派遣作業員のパラさん

ここは世界の何処かにある国・ソア国。
アクトゥス・コミューンの労働階級の個体であるパラさんは、ニート（思考階級）の兄弟に可愛がられています。
ある日、そのニートの兄弟はパラさんを学校に通わせよう！と思いつきます。
けれども、思考能力も演算能力も最低限にしか持ち合わせていない、労働こそが生活と存在理由の全てであるパラさんは、
「それに関しては賛同できない」
とリアクションの言葉を返して断ります。
そこでニートの兄弟は一計を案じて...？