あおとあか
実在に存在する古代シュメールの石像を前にした研究者は、 「恐怖」では説明できない異常な反応に気づく。 不気味の谷。 そう呼ばれてきた現象の正体は、本当に錯覚なのか。 世界各地の古代文明に残る、 人間に似ているが、決定的に何かが違う像。 それらは崇拝されていない。 隠され、封じられ、忘れ去られていた。 なぜ人は、 “ほぼ人間の何か”から目を逸らしてしまうのか。 それは嫌悪ではない。 生き延びるための、記憶だ。