朽木九区の由来
おらが朽木の足もとに ~ 朽木市に伝承する童歌
更新日: 2024/01/08 21:40ホラー
本編
※作者から
|本編《ほんぺん》におけるネタバレを|多分《たぶん》に|含《ふく》みますので、じゅうぶんにご|留意《りゅうい》ください。
*
おらが|朽木《くちき》の|足《あし》もとに ~ |朽木市《くちきし》に|伝承《でんしょう》する|童歌《わらべうた》
一
おらが|朽木《くちき》の|足《あし》もとに
|地虫《じむし》が|九匹《きゅうひき》|這《は》いよって
はじめの|地虫《じむし》の|言《い》うことにゃ
おらが|根《ね》っこは|万宝寺《ばんぽうじ》
|八面和尚《はちめんおしょう》のいぬること
すぐさま|北《きた》は|奥原《おくはら》の
あの|大槐《おおえんじ》に|知《し》らせねば
|槐翁御爺《かいおうおんじ》に知らせねば
二
おらが|朽木《くちき》の|足《あし》もとに
|地虫《じむし》が|九匹《きゅうひき》|這《は》いよって
|次《つぎ》の|地虫《じむし》の|言《い》うことにゃ
おらが|根《ね》っこは|奥原《おくはら》の
|槐翁御爺《かいおうおんじ》に|聞《き》いたこと
すぐさま|北《きた》は|打鞍《うちくら》の
あの|鬼童《おにわろ》に|知《し》らせねば
|鬼熊童子《おにくまどうじ》に|知《し》らせねば
三
おらが|朽木《くちき》の|足《あし》もとに
|地虫《じむし》が|九匹《きゅうひき》|這《は》いよって
|次《つぎ》の|地虫《じむし》の|言《い》うことにゃ
おらが|根《ね》っこは|打鞍《うちくら》の
|鬼熊童子《おにくまどうじ》に|聞《き》いたこと
すぐさま|東《ひがし》は|石神《いしがみ》の
あの|化燈籠《ばけどうろう》に|知《し》らせねば
|厨子王丸《ずしおうまる》に|知《し》らせねば
四
おらが|朽木《くちき》の|足《あし》もとに
|地虫《じむし》が|九匹《きゅうひき》|這《は》いよって
|次《つぎ》の|地虫《じむし》の|言《い》うことにゃ
おらが|根《ね》っこは|石神《いしがみ》の
|厨子王丸《ずしおうまる》に|聞《き》いたこと
すぐさま|東《ひがし》は|三日干《みかぼし》の
あの|山蛭《やまびる》に|知《し》らせねば
|大鎚御前《おおづちごぜん》に|知《し》らせねば
五
おらが|朽木《くちき》の|足《あし》もとに
|地虫《じむし》が|九匹《きゅうひき》|這《は》いよって
|次《つぎ》の|地虫《じむし》の|言《い》うことにゃ
おらが|根《ね》っこは|三日干《みかぼし》の
|大鎚御前《おおづちごぜん》に|聞《き》いたこと
すぐさま|南《みなみ》は|清水《きよみず》の
あの|大蟹《おおがに》に|知《し》らせねば
|嘉十郎《かじゅうろう》に|知《し》らせねば
六
おらが|朽木《くちき》の|足《あし》もとに
|地虫《じむし》が|九匹《きゅうひき》|這《は》いよって
|次《つぎ》の|地虫《じむし》の|言《い》うことにゃ
おらが|根《ね》っこは|清水《きよみず》の
|嘉十郎《かじゅうろう》に|聞《き》いたこと
すぐさま|南《みなみ》は|一色《いっしき》の
あの|蛞蝓《なめくじ》に|知《し》らせねば
|邪魅太夫《じゃみだゆう》に|知《し》らせねば
七
おらが|朽木《くちき》の|足《あし》もとに
|地虫《じむし》が|九匹《きゅうひき》|這《は》いよって
|次《つぎ》の|地虫《じむし》の|言《い》うことにゃ
おらが|根《ね》っこは|一色《いっしき》の
|邪魅太夫《じゃみだゆう》に|聞《き》いたこと
すぐさま|西《にし》は|二本松《にほんまつ》
あの|山椒魚《さんしょううお》に|知《し》らせねば
|外法坊《げほうぼう》に|知《し》らせねば
八
おらが|朽木《くちき》の|足《あし》もとに
|地虫《じむし》が|九匹《きゅうひき》|這《は》いよって
|次《つぎ》の|地虫《じむし》の|言《い》うことにゃ
おらが|根《ね》っこは|二本松《にほんまつ》
|外法坊《げほうぼう》に|聞《き》いたこと
すぐさま|北《きた》は|佐倉殿《さくらどの》
あの|赤躑躅《あかつつじ》に|知《し》らせねば
|閻魔躑躅《えんまつつじ》に|知《し》らせねば
九
おらが|朽木《くちき》の|足《あし》もとに
|地虫《じむし》が|九匹《きゅうひき》|這《は》いよって
|最後《さいご》の|地虫《じむし》の|言《い》うことにゃ
おらが|根《ね》っこは|佐倉殿《さくらどの》
|閻魔《えんま》の|刑部《ぎょうぶ》に|聞《き》いたこと
ああ 知らせねば 知らせねば
|御方様《おんかたさま》に|知《し》らせねば
|魔王桜《まおうざくら》の|方様《かたさま》に
0|本編《ほんぺん》におけるネタバレを|多分《たぶん》に|含《ふく》みますので、じゅうぶんにご|留意《りゅうい》ください。
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おらが|朽木《くちき》の|足《あし》もとに ~ |朽木市《くちきし》に|伝承《でんしょう》する|童歌《わらべうた》
一
おらが|朽木《くちき》の|足《あし》もとに
|地虫《じむし》が|九匹《きゅうひき》|這《は》いよって
はじめの|地虫《じむし》の|言《い》うことにゃ
おらが|根《ね》っこは|万宝寺《ばんぽうじ》
|八面和尚《はちめんおしょう》のいぬること
すぐさま|北《きた》は|奥原《おくはら》の
あの|大槐《おおえんじ》に|知《し》らせねば
|槐翁御爺《かいおうおんじ》に知らせねば
二
おらが|朽木《くちき》の|足《あし》もとに
|地虫《じむし》が|九匹《きゅうひき》|這《は》いよって
|次《つぎ》の|地虫《じむし》の|言《い》うことにゃ
おらが|根《ね》っこは|奥原《おくはら》の
|槐翁御爺《かいおうおんじ》に|聞《き》いたこと
すぐさま|北《きた》は|打鞍《うちくら》の
あの|鬼童《おにわろ》に|知《し》らせねば
|鬼熊童子《おにくまどうじ》に|知《し》らせねば
三
おらが|朽木《くちき》の|足《あし》もとに
|地虫《じむし》が|九匹《きゅうひき》|這《は》いよって
|次《つぎ》の|地虫《じむし》の|言《い》うことにゃ
おらが|根《ね》っこは|打鞍《うちくら》の
|鬼熊童子《おにくまどうじ》に|聞《き》いたこと
すぐさま|東《ひがし》は|石神《いしがみ》の
あの|化燈籠《ばけどうろう》に|知《し》らせねば
|厨子王丸《ずしおうまる》に|知《し》らせねば
四
おらが|朽木《くちき》の|足《あし》もとに
|地虫《じむし》が|九匹《きゅうひき》|這《は》いよって
|次《つぎ》の|地虫《じむし》の|言《い》うことにゃ
おらが|根《ね》っこは|石神《いしがみ》の
|厨子王丸《ずしおうまる》に|聞《き》いたこと
すぐさま|東《ひがし》は|三日干《みかぼし》の
あの|山蛭《やまびる》に|知《し》らせねば
|大鎚御前《おおづちごぜん》に|知《し》らせねば
五
おらが|朽木《くちき》の|足《あし》もとに
|地虫《じむし》が|九匹《きゅうひき》|這《は》いよって
|次《つぎ》の|地虫《じむし》の|言《い》うことにゃ
おらが|根《ね》っこは|三日干《みかぼし》の
|大鎚御前《おおづちごぜん》に|聞《き》いたこと
すぐさま|南《みなみ》は|清水《きよみず》の
あの|大蟹《おおがに》に|知《し》らせねば
|嘉十郎《かじゅうろう》に|知《し》らせねば
六
おらが|朽木《くちき》の|足《あし》もとに
|地虫《じむし》が|九匹《きゅうひき》|這《は》いよって
|次《つぎ》の|地虫《じむし》の|言《い》うことにゃ
おらが|根《ね》っこは|清水《きよみず》の
|嘉十郎《かじゅうろう》に|聞《き》いたこと
すぐさま|南《みなみ》は|一色《いっしき》の
あの|蛞蝓《なめくじ》に|知《し》らせねば
|邪魅太夫《じゃみだゆう》に|知《し》らせねば
七
おらが|朽木《くちき》の|足《あし》もとに
|地虫《じむし》が|九匹《きゅうひき》|這《は》いよって
|次《つぎ》の|地虫《じむし》の|言《い》うことにゃ
おらが|根《ね》っこは|一色《いっしき》の
|邪魅太夫《じゃみだゆう》に|聞《き》いたこと
すぐさま|西《にし》は|二本松《にほんまつ》
あの|山椒魚《さんしょううお》に|知《し》らせねば
|外法坊《げほうぼう》に|知《し》らせねば
八
おらが|朽木《くちき》の|足《あし》もとに
|地虫《じむし》が|九匹《きゅうひき》|這《は》いよって
|次《つぎ》の|地虫《じむし》の|言《い》うことにゃ
おらが|根《ね》っこは|二本松《にほんまつ》
|外法坊《げほうぼう》に|聞《き》いたこと
すぐさま|北《きた》は|佐倉殿《さくらどの》
あの|赤躑躅《あかつつじ》に|知《し》らせねば
|閻魔躑躅《えんまつつじ》に|知《し》らせねば
九
おらが|朽木《くちき》の|足《あし》もとに
|地虫《じむし》が|九匹《きゅうひき》|這《は》いよって
|最後《さいご》の|地虫《じむし》の|言《い》うことにゃ
おらが|根《ね》っこは|佐倉殿《さくらどの》
|閻魔《えんま》の|刑部《ぎょうぶ》に|聞《き》いたこと
ああ 知らせねば 知らせねば
|御方様《おんかたさま》に|知《し》らせねば
|魔王桜《まおうざくら》の|方様《かたさま》に