スター⭐ アップ❕
第一話 スタースタート
更新日: 2023/07/27 00:27その他
本編
薄暗い商店街。等間隔に並ぶ街灯が錆びたシャッターを照らす。
深夜になろうとしている時間なので、どこも営業をしていない。
田舎のなかの田舎。コンビニは駅前にいかないとないし、それも23時には閉まってしまう。
私はシャッターの前にギターケースを置いて、折り畳みの椅子を立てる。
膝にのせたギターが少し冷たい。
ギターの玄に指をのせて、曲を奏でていく。
俗にいうバラードの曲調。
息を吸い込み、誰もいない商店街でのライブを始める。
「誰とも関わらないで、ただただ流れる日常、私は、生きてていいの?
だーれに言うでもなーく、積もっていく感情に~心が荒みそうになっていく~
孤独はー辛いよーでも、人が怖いの、分からない~感情に~涙が、溢れてしまうけど、前を向いて進むしかないの~
生きてる限り~」
額から汗が垂れる。
感情を込めて歌う私の今の精一杯の、気持ちの歌。
ふと見上げた夜空にはたくさんの星が輝いていた。
1深夜になろうとしている時間なので、どこも営業をしていない。
田舎のなかの田舎。コンビニは駅前にいかないとないし、それも23時には閉まってしまう。
私はシャッターの前にギターケースを置いて、折り畳みの椅子を立てる。
膝にのせたギターが少し冷たい。
ギターの玄に指をのせて、曲を奏でていく。
俗にいうバラードの曲調。
息を吸い込み、誰もいない商店街でのライブを始める。
「誰とも関わらないで、ただただ流れる日常、私は、生きてていいの?
だーれに言うでもなーく、積もっていく感情に~心が荒みそうになっていく~
孤独はー辛いよーでも、人が怖いの、分からない~感情に~涙が、溢れてしまうけど、前を向いて進むしかないの~
生きてる限り~」
額から汗が垂れる。
感情を込めて歌う私の今の精一杯の、気持ちの歌。
ふと見上げた夜空にはたくさんの星が輝いていた。