『酒場のバイト様』予告編 MODOKI

公開
作家:きりぞら
Twitter ID: @Etekenaccount
更新日: 2023/03/03 23:35
異世界ファンタジー
概要

 ウン年前にギャグ映画予告みたいなノリで書いた記憶があります。これは朗読で成立しますでしょうか。

1→異世界ファンタジーでよくある木造の酒場に訪れた客、2のハチャメチャを受け入れる辺り、かなり優しいとは思う

2→1に声をかける酒場のバイト。なぜクビにならない?


 __はナレーション、()内は映像イメージです。もしものときは口調など都合良く改変してください。追加も減少もありです。アバウトでいきましょう。
本編


2「なぁお客さん、あんたそんな顔して、人生つまんなくないの?」

1「そんな顔?」

2「人生おわりましたー、って感じだよ」


__ただいまとあるバーで、危険察知中。


2「夜を楽しく過ごす技、俺が教えてあげようか」(言いながらグラスを何個かマジシャンのように手に取り、得意げに)

1「グラス? 何しようとしてるんだよ、ちょっと」

2「ほうら、持って来い!」(グラスを投げ、犬に言うように)

1「うわぁあぁあ?!」(慌てて拾おうとするが持てきれず全部落としてから、グラスが割れない物質で出来ている偽物だと気づく)(無音で騙したな、と2を見つめる1)

2「本物投げるわけ無いだろ、ばぁか」


__そこにいるのは、お高くとまったバイト様?!


2「一名様ごあんなーい」


(声とともに2から、カウンターにいる1へ湿った大きな布が投げられ、1は顔で受け止めてからまじまじと布を見つめる感じ)


1「こんなでかいお手拭きってお前」

2「は? なにいってんだ。それは床掃除の雑巾に決まってんだろ」

1「 」(バーン、と大ヒット上映中のテロップかナレーション)



1「二度と来るかよこんな店」(ぷんすこ1。しかし結局今後何度も来ることになる)