僕の白姫
公開詩、童話
概要
雪の季節のアレを、キレイな感じにまとめました(無理矢理)。
ジャンルの選択に迷うんですよね…。
ジャンルの選択に迷うんですよね…。
本編
不意に僕の鼻先まで
近づいてきては ささやく
「あなたの色に染まりたい」
純白の光をまとう君は白姫
僕に触れると 濡れて
ただの染みになって消えた
僕が白い息を吐いたところで
汚れた過去は消せない
本当は君に真っ白に
塗りつぶして欲しかったのに
だけど その願いは 叶わない
なら僕はこの地上で独り
君を何度も汚して生き続けよう
純白の君が僕の色に染められる
この悦びは格別だ
僕は高らかに後ろ足をかかげる
肉体から放たれた体液は
電信柱に高く積もってた君を
黄色く染めあげていった
近づいてきては ささやく
「あなたの色に染まりたい」
純白の光をまとう君は白姫
僕に触れると 濡れて
ただの染みになって消えた
僕が白い息を吐いたところで
汚れた過去は消せない
本当は君に真っ白に
塗りつぶして欲しかったのに
だけど その願いは 叶わない
なら僕はこの地上で独り
君を何度も汚して生き続けよう
純白の君が僕の色に染められる
この悦びは格別だ
僕は高らかに後ろ足をかかげる
肉体から放たれた体液は
電信柱に高く積もってた君を
黄色く染めあげていった