文章の剣(つるぎ)

             

  悪魔が魔を指す悪魔の囁きを

    いいか

   どんなときも『思い出せ』

  自分を好きな人を    自分が魔や悪魔に魅入られ堕ちることを悲しむ人を思い出せ

    おまえは独りじゃねぇべばぁちゃんもじいちゃんもいるから 

  お父さんとお母さんは子どもみたいなんだぁ

 子ども産んだのにどうしようもねぇ    だけどおばあちゃん教えっから ちゃんとやれ。

   いいか、道を踏み外しちゃダメだべ   心に1本の剣を立てる。それは曲がらない。

  あんたは文章だけは上手いから『文章の剣』だ  それを抜いていざとなったら悪魔に振りかざせ

    負けるな私の孫だべ  魅入られるな魔物に・・・・・・・

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抜いたまま剣を振りかざしたままアラフォーになったよ

   だから悪魔の囁きから、私は大切な人を   『文章』の『傘』で

守り続ける