完結済
『悩みの種は美しく咲く』
現代ドラマ
概要
東京の『パルドブロム』という古いアパートにこの物語の主人公で会社勤めの國村歩(ぽっぽ)、年齢不詳、自称作家の大和田恭平(金次郎、もしくは先生)、三十代で居酒屋『咲や』を営んでいる飯田恒夫(マスター)、ひ弱な大学生の北野俊太郎(童)の四人が住んでいた。 金次郎の提案で今年のゴールデンウィークを使ってそれぞれの故郷である秋田、岐阜、福岡に旅行をすることになる。 旅行の最中で両親や友人、夢、進路、恋人、別れ、様々な悩みをそれぞれが抱えていた。 人は悩むことが尽きないが、それが決して悪い方向に行くとは限らない。 悩んだ末、彼らが出した道とは。 人と人が触れ合う、切なくも温かい物語。